肉食?草食?いや絶食系ですが、何か?

http://news.walkerplus.com/2009/0224/2/

上昇志向の強い高所得者層ほど、メンズエステなどに通って身だしなみに気を使います。言い換えれば、バイタリティの強い“肉食系”の男性ほど身だしなみに気を使っているのです。肉食系の代表であるホストもそう。“泥臭いこと”が美徳の一つである“男らしさ”の価値観が変わってきているんじゃないでしょうか

私はどんなに間違っても化粧はしないだろうな。「女か、男か」という観念の問題ではなく、単純にめんどくさいから。
出掛けるときはいつもメイクをする女性に、かなり本気で感心している。男は無精ヒゲでもお洒落だったりするが、女はノーメイクなだけで白眼視される虞があるだろう。(ノーメイクでも際立って美しかったら、それはもう最強)
化粧を考えると、女性は大変だなぁと思う。私くらい無精な女性はどうするんだろうかと同情するけど、そんな人いないか。

そんな私でも、以前に比べれば着るモノにはそれなりに気を使ってはいる。だがそれは、ファッションに興味があるからではない。
カッコよく見られたいという俗な欲がないといえば嘘だが、そこにこだわりはない。ゆえに一般受けするであろう服を適当に着こなしているに過ぎない。私にとって所謂お洒落をすることの重点は、社会において発言権を保持しておくことにある。
モビルスーツについて語るにしても、Gacktが語るのと、チェックをシャツインしてリュックにビームサーベル挿したメガネが語るのとでは雲泥の差。後者はホバークラフトでズゴッグどころかビグザムに(ry
唯でさえ私のような「ネガティブ」な言説は、社会では抹殺される。それでも喋ろうとするならば、端的に強者に見せるしかない。いや、むしろ強者が己を強者たらしめている価値基準を破壊するというパラドックスをつきつけたい。そんな歪んだ欲求にために、私が最も手早く使えるリソースが容姿なだけだ。

今、世の中の大半の男性は、自分が肉食系でも草食系でもないと感じる“雑食系”のはず。男の価値観が揺れ動く中、今後自分達がどう転ぶかを見極める時がきているのかもしれない。

私は絶食系。
入滅のために修行している・・・わけではなく、飯を用意するのが面倒だったり、そもそも食べるのが面倒だったりする。空腹は感じても、必ずしも食欲と連動しない。禁欲しているわけではないことが極めて重要。なお、決して小食でないことも言い添えておこう。
食べることは、生きることである。絶食系の私は、「生きること」を所与としては受け止め(られ)ない。